2010-01-01から1年間の記事一覧

もしも

私がプラットホームから飛び降りて、死体かそれに準ずるものになることで事態が好転するなら、今すぐにでも飛び降りたい。 辛すぎる。慮ると辛すぎて、涙がとまらない。 一生許せない人と自分に流れる赤い川。おぞましい不変の事実。

なんで私がこんなとこでこんなことで死ななきゃいけないんだ、ふざけんなって、いつだって思ってたな。

けれど私は

気まずさに負けて、しょっちゅう口をひらいてしまう。 私に必要なのは意志とか信念とか芯だとかそういう、自分の頭のてっぺんから足先までを貫く一つの棒なのかもしれない。 頭と心と体がすぐにばらばらにとっちらかってしまうので、串刺しにしとかなければ。

語るべきことのないときに

口をひらいてはいけない。 そこから露呈するのは、自分の愚かさだけ。

そう 恐れてはいけない

あたしはもう選んでしまったのだ「喜びを軽蔑し、感触を軽蔑し、悲劇を軽蔑し、自由を軽蔑し、貞節を軽蔑し、希望を軽蔑し、休息を軽蔑し、優しさを軽蔑し、光を軽蔑しろ」あのとき――――というわけで近況はこれにくるしめられていますで少なくとも7割は言い…

ユートピア

瞳の奥には魔物がいて、ずっとみつめあっていたらふたりはお互いの魔物に喰われてしまう気がする。差し向かうのも肩を並べるのもいいけれどわたしは背中合わせにいちばん心惹かれるな、など。 背骨と背骨の触れ合うごつごつした感じや背中の体温を感じながら…

ドロップかと思ったらグミだった

驚いてしまうし、身が竦む。 私は、自分の一挙一動が他人に影響を与えるだなんて思ってもみなかったし、正直今もまだあまりそのことを理解できていない。 私のなにげなくこぼした私の性質を説明する言葉で傷ついた、という彼の言葉にひどく驚くのも、おそら…

むにゃむにゃ

ここ数日、からだのどこかの機能がいかれてしまったのかというくらい眠たくて、それはもうたまらなく甘い誘惑で、欲求の赴くまま睡眠を貪っていたらおそらく最低でも3日は生息分布がベッドときどきソファみたいになるなという感じ。 大学の休み時間、大教室…

切ながりたがり

だな私は、ということを再実感するような二日間だった。 私はすぐに物事の根っこに空しさや無常を見出したがるし、それをまじまじと見つめて「切ない」という名前をつけたがる。 それは何となく、とても悪いことでもないと思うが、いいことでもないように思…

文章を書くことについての文章

(作成中)私は、出来るだけ多くの「地雷」を埋められたらと思いながら文章を綴っている。言葉の地雷。読み手がある文章のある行に埋めておいたその言葉を読んだ瞬間、はっとして目を見開くような言葉。それは突飛な言葉、過激な言葉ということではない。

あと

「To be free」から「空高く」の流れは反則だと思うのです。 それにしても私は本当に「To be free」が好きすぎる。少し病気なくらい。

B面:たましいのさけび

感想というか殴り書き。(極めてミーハーでウエッティー) a:発光していると遠くからその豆粒みたいな姿を観る度(といっても二回目ですが)に思う。ひたすらキラキラしている。あれこれ考える余地もなく、アイドル。ソロの「ヒェー」(本当は違うけどこう…

期せずして

清々しいものと清々しくないものをいっぺんに見ることになった一日だった。 清々しい行為と清々しくない行為と表した方が適切か。 潔く好きであり続けることの難しさ、みたいなものを感じた。 恐らくそれには強さが必要で、その強さはそのまま美しさである。…

シナモンミルクティー

今私が選ぼうとしている事柄の今後の私の人生への影響度合いは、今まで私がしてきた選択とは一線を画すものなのだと漸く気がついて、耳たぶを刺す空気は完全に冬を示していて、高校生の時に毎日着ていたパープルのダッフルコートを着た私はひどく心細い気持…

よだかの星

いつ読んでも泣いてしまう。 しくしくというよりは、おんおんと。すきとおった空を仰いで。 宮沢賢治の透徹した文は、ふゆのつめたい空気によく溶ける。

less

時計の秒針のカチ、カチという音がこわくてたまらなくて電池を抜いた。 朝きちんと起きなければと思い、夜中に何度も何度も目が覚めてしまう。 銀色の流しに積み重なった皿やコップをみると息が苦しくなる。 床に髪の毛が落ちていたら心臓がきゅうっと痛む。…

LOVE WAS BORN

風になって どこへでも行ってしまいたいね うねり 青 睫毛に降り注いだひかり 誰かの汗のにおい 真っ黒な天井に突き上げられている無数の拳この箱の中に 確かにこの瞬間によって救われている人がいる、という確信がはっきりくっきり輪郭を持って実感になった…

ノンフィクション

生きるというのは消耗と回復の連続的な運動により保たれる状態だと、つくづく実感する日々である。 くたくたになった肉体は、例えばつるんとした浴槽に張られた湯や無言で微笑む白米の甘さに助けられて、またきびきびと動けるように回復する。 すり減って軋…

表現したいのなら

自分の中の欠落をみつめなければいけない

氾濫する街路樹、遺伝子の反乱

ありふれた街路樹に思い出が貼りついて幻滅 予想の範疇を越えない現実に辟易 期待する浅ましさに吐き気 思い上がりをいやに責めるその思い上がりに閉口 終わらないループに眩暈 やまない水彩の妄想にいろどられたカンバスにナイフで傷をつける そこに塩を塗…

プリズム

痛みを想像する。 そこにあったかもしれない傷はとうに癒えて今はなめらかな肌色が広がるばかりで、こんなに君の今の体の隅々まで触れていても尚、私には触れられないものがあることをふと感じて、強烈な安心と興奮を覚える。 嬉しい、私には図り知れない痛…

最近気づいたこと

私の優しさや慈悲深さって本当に急ごしらえの後付け品だなということ。 あまりにも簡単にメッキが剥がれる。 優しさと受け取ってもらえた殆どは、きっと無関心に起因した言動だった。 あたたかな血はたしかにこの皮膚のしたに流れているのに。 こんなにも肌…

いつか

そう思える日がくるといい。

だらしない

思慮深くあることと軽やかであることは、なかなか同時に成立しえないのかしらと考える。勿論、私の能力や人間の質的なものに依るものなのかもしれないが、思慮深くあろうとすると、反射神経がどうも鈍り会話が精彩を欠いてる気がしてくるし、逆に軽やかであ…

特殊な環境

すれ違いざまに知らない人が囁く(おそらくこっちには聞こえていないと思っているであろう)言葉の持つ効力はすごいと思う。 瞬間の印象が、結局その人の全てだと思うからである。

新宿は豪雨

伊勢丹。あそこは何だろう、決してデパートとは呼びたくない空気につつまれている。簡潔に述べると、店員の接客態度が悪い。のろい。誠意がない。真心がない。勿論すべての人がそうではないのだろうが、それでも今日私が接した店員の9割に不快な接客をされ…

秋の日

道の端に転がっていた平たい石を片手で拾って、頬に押し当てる。ひんやりとした冷たさと、枯葉のにおい。滑らかな硬さに降り積もってきた時間を思う。何よりも雄弁な沈黙にそっと寄り添って、分け合えない孤独を確かめる。

キリエ

僕らは無力であたたかな生き物だ。粗末で尊い存在だ。祝福は胸に手をあて瞳を閉じれば瞼の裏を黄金に染めるのだろう。かみさまのこどもたち。

今の私にとって、社会とは暗い海である。 テトラポットの上でうろうろと落ち着きなくその様子を窺っている。あの水はつめたいのだろうか、それともあたたかいのだろうか。しょっぱいのだろうか、そうでもないのだろうか。想像してみて、その無意味さに気づく…

愛について

これが欲しいか?イエス。何ら手段は問わないと?イエス。 私は頷く。神に祈る巫女のように一心に、悪魔に魂を売る女のような切実さをもって。 欲しくて欲しくてたまらなくて、求めてやまないのにどうしても手に入らない。それを手に入れるために人は生きて…