B面:たましいのさけび

感想というか殴り書き。(極めてミーハーでウエッティー)


a:発光していると遠くからその豆粒みたいな姿を観る度(といっても二回目ですが)に思う。ひたすらキラキラしている。あれこれ考える余地もなく、アイドル。ソロの「ヒェー」(本当は違うけどこうにしか聞こえない)の時のギャルピースと目尻の皺は早急に無形文化財に指定するべき。それか通勤ラッシュ時のメトロで流しまくれ、全員速攻で癒されるぞ。多くの相反する要素を持ち合わせていて、その持ち合わせかたが極めて特殊で、何というか要約するとこりゃモテるだろっていう感じ。


m:終始ごきげん。末っ子気質全開。今の日本で最もポンパドールが似合うのがまさか27歳男性だなんて日本逆に始まってる。この人を観ていると、自分のやりたいことと向いていることが合致している奇跡についてよく考える。華やかなことが好きな華やかな人っていう。けれど真面目で誠実で不器用とか、そんなのおもしろいしいとおしいに決まってる。お空飛びたかったんだね、ゲームのキャラクターになってみたかったんだねって、パフォーマンスを観る度に目を細めてるような気持ちになって私6個も年上の立派な社会人を何目線で見ているんだと自分で自分が気持ち悪くなった。


n:もはやよく分からないけど、とりあえずかわいこぶってて何かイラっとしつつも安堵した。何だか憑き物が落ちたかのように素直になってきている、と後追いの過去文献や映像と現在の様子を見比べながら勝手に焦っていたので。焦る必要とか全くもって皆無ですが。私はこの人のどういうところが好きなのかというと、多分アイドルとしての資質・適性が決して高くはなかった筈なのに、とても質の高いアイドルとして存在していてしかもそれが極めてフラットで自然体である、という風に「みせている」ところなのだと思う。勘がいいというか、物事の核をつかむのがうまいというか
あとはやっぱり欲しがってないようですごく求めているようなところとかなので、いい意味でいつまでも中二っぽさを失ってほしくないです。その表出の仕方が携帯小説のような書式の歌詞でも結構なので。


o:重力から解放されたようなダンスも、ひとかけらの自意識も感じさせない伸びやかで透明感に溢れた歌声も、その恐ろしいほどの無垢さも含めて、本当に稀有な人だと思う。こんなに言動すべてに安心感を覚えられる人は他にいない。それはこの人の持っているポテンシャルが途方もなく高いから。何も余計なことをする必要は一切なく、愛される人。思い上がるなんて言葉はこの人の中にないのだろうな、とその言葉を聞く度に思って、知る度にひたすらすごい人だと心から思う。軽く達観していて、本当にいつか悟りをひらきそうなことだけが怖い。


s:もう本当におもしろかった。この人の何がおもしろいって、確かにやることは幅広いけれど、そのどれもがさくらいしょうでしかないことだ。さくらいしょう的に異端なことをやればやるほど、さくらいしょうのさくらいしょうたる所以が浮き彫りになるという。これはすごいと思う。恐らく本人はそれを望んでないような気がするが、でもすごい。何というか理性のつよい人だからそうなるんじゃなかろうかとか、色々憶測を巡らせたくなる。もうソロが面白すぎて(funny7:interesting3)死んじゃうかと思った。けなしてないです、すごく褒めてます。うーんおもしろいな。