2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日々

私たちは半永久的にレッスンを繰り返し、その都度学び、学びは遅かれ早かれ生活に還元され、学びは向上心を失わないかぎり終わることはない。私たちの膝は何度でも地面について、膝頭は土埃でよごれ、ときに血を流すけれど、同じ数だけ逞しく立ち上がれる筈…

とにかく

このブログを読んでくださっている方も、読んでくださってない方も、みなさんご無事でいらっしゃいますように。 何もこんな乾燥した寒い季節に起こらなくてもいいじゃないかと思ったんですが、災害と考慮なんていちばん共存しえない単語だということを思い出…

牛丼とデザートにカロリーメイトを

蛍光灯の色、チョークが黒板に叩きつけられる音、几帳面な綴り、白いワイシャツ、真っ黒でいかついヘッドフォン、紺色のボックスプリーツ、渡されたお金で買いに行った二人分のモスバーガー、膝同士がぶつかってしまいそうな講師室、はじめてみた大人の男の…

「ハロー、こちらは首都トウキョウ。」

シブヤの道玄坂をスーツ姿で下っているとき、無性にトランシーバーにむかって言いたくなった台詞。休日のシブヤはアクセスが集中し、つくりだされたざわめきのパサパサ感は私の目と喉を乾かせる。

最近読んだもの

きりぎりす (新潮文庫)作者: 太宰治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1974/10/02メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (67件) を見る太宰は中期の作品がいちばん好きかもしれない。とはいえ太宰でもっとも好きな作品は「ヴィヨンの妻…

自ら戒めてみる

振れば音の鳴りだしそうな頭で何を考えたって、それは所詮は振れば音の鳴りだしそうな頭で考えたことにすぎない。 私は普段、あまりにもそのことを忘却しているし、思い出したとしても、放置している。 それは単なる怠慢にすぎない。何をこの年から楽しよう…