2010-09-12 空虚な食事 ちまちま、そんな言葉が相応しいペースで 新品の白い皿の上にのった、端も果ても知れぬ巨大な悲しみを歯で齧って、黙々と口を動かす。 黙々と、何も考えず。 フォークもナイフなんて振り翳せば翳すほど空しくなるから、素手で。 出されたものをいただきましょう。