しかし

相手にそうさせていたのは、或いはするのは、私の所為というところが大きいんだろうなとは思う。
自己完結型、入る隙間がない、かたちを変え声を変えいくつも投げかけられてきた言葉たち。
いつも寂しい気持ちにさせてしまう。
そして最も問題なのは、それを心苦しく思うのに、相手の負担を軽減させるために選ぶのが別離という点だ。
必要なのはそれじゃないことは誰の目から見ても明らかだというのに。
大きなかなしみで小さなさみしさを掻き消そうとでも?
我ながら馬鹿げててほとほと呆れる。
こんな性質、大事にとっといてもいいことないのに。