荒れ地に一人で立っているようなそんな気持ちで冷める一方のカプチーノを掻き混ぜる。泡はもう一面茶色くてドブ川、と思いながらさらに掻き混ぜる。細いスプーンは銀色で鈍くカチカチ鳴っていた。無様、と呟くと晴れ晴れした。例えば好きってなんだろう。愛…
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