生活

日々はこうして続いていくのね、と。
私たちはここでピリオドを打てないから。
例え楽しかった日の締めくくりに電話越しから告げられた事実に凍りついたとしても、
また朝日と共に活動を始めるために、数時間後には毛布にくるまれて目を閉じる。
その健やかさといったら。

よろこびもかなしみも誰かの糧にするためではなく存在しているのだろうけど、そうでもしないと生活していけないから、人は「全てを糧にして」なんて言うのだろう。